こんにちは、ダイワサイクルの金子です。
スタッフ安達のタイヤインプレに続いては、私のサドルインプレ。
これまで久しくSelle ItaliaのSLR kit carbonio flowというサドルを愛用していました。

この白いサドルです。
これを愛用して5年くらいになるんですが、なんかドンピシャのポジションが出にくくていいポジションが出ないとお尻(というか股?)にオデキが出来て痛くて乗っていられないということが多かったんです。
(写真は載せませんからねっ!!)
これのウリは何より軽量であること。

実測で121gしかありません。
普通、完成車についてくるサドルは300gを超える事がありますし、121gというと超軽量サドルと言っても差し支えないレベルだと思います。
軽量なのでその分サドルのパッドは少なくて、クッションは5mm無いくらいなんじゃないかというカチカチっぷりなわけですが、しなりが効いているので思ったほど乗り心地は悪くありません。
ヒルクライムを意識するとやっぱり軽量サドルがいいということもあって、お尻にオデキが出来る事には目をつぶって使用していました。他のサドルに変えてもそれが合っているかはわからないし、冒険するのが怖かったという事もあります。笑
そんな長年に渡って私のお尻を支え続けてくれていた相棒であるところのSelle Italia SLR kit Carbonioを変えようと思ったのは、私の座骨の幅的にこのサドルが合っていないという事に気付いたからです。
座骨というのは、椅子に座っている時に椅子に当たる骨。(すいません、ざっくりとした説明で。汗)

座骨幅というのは、この矢印の幅ですね。
座骨幅の簡易的な測り方としては、パンツ一丁になって傷ついていない段ボールに座って座骨をグリグリと段ボールに押し付けます。
立ち上がって、座骨を押しあてた部分の一番凹んでいる部分の幅を測定するだけ。

↑
ただ段ボールの上にノギスが置いてあるだけのように見える…
私の座骨幅は117.7mm。
この場合にどのくらいの幅のサドルが適しているのかという事なんですが、その辺はスペシャライズド(ダイワサイクルでは取り扱えないんですが…。汗)が
詳しく公開しています。
ということで、リンクだけ。笑
それを見ると、座骨幅117.7mmの場合は142mm~155mmくらいが適正のようです。
それを踏まえて、Selle Italia SLR kit carbonio flowを見てみると…

134mmしかありませんでした。
うん、そりゃ、合わないわな!
Selle Italia社の区分で言うと、このSLR kit carbonio flowは座骨幅が狭くて前傾の深さが中程度という人にマッチします。
で、もっと座骨幅が広い人に向けたサドルは…というと、

Flite kit carbonio flowです!(写真左)
ということで、ゲットしました。
形状としては好みもあると思いますが、やっぱり横幅が狭い方がシュッとしててカッコいいような気がします。

幅は145mmと、自分のお尻にもジャストフィットするサイズ。

公称170gに対して、実測では+8g。
SLR kit carbonio flowと比べると+57gで重たくはなりますが、十分軽量サドルですし、重たくなる分クッションが効いていて乗り心地は良さそうな雰囲気です。
横から見た形状は

微かにウェーブしていて、SLR kit carbonio flowと同じような感じなので、そんなに違和感なく乗れるような気がします。
ということで、より私の身体にフィットしていると思われるFlite kit carbonio flowに期待が高まったところで、取付&実際に乗ってみてどうなのかというのはまた次回。
乞うご期待っ!!
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