こんにちは、ダイワサイクルの金子です。
昨日は豊中からのホリデーサイクリング!
…ですが

8時の時点で一人ぼっち。
とりあえず、記念写真を撮っておきました。

口元は笑っていますが、実は目には涙が溢れて零れそうだったのでそれを隠すためだけにサングラスをかけています。
ということで、一人でサイクリングをしてきましたよっと。
豊中店の目と鼻の先にある欅坂。

アイドルグループの欅坂46は秋元康氏がここを訪れた際にインスピレーションを受けて誕生したとかしてないとか。
(してません。本元は六本木だそうです。)…ちなみに、ホイールが変わった事に気付きましたか!?
ただでさえ地味な金子のバイクですが、真っ黒なホイールで更に地味になりました。
「どこのホイール?」って聞かれたことは無いのに勝手に答えますが、
TNIのROAD 35 (TL)で組んだ手組ホイールです。

リム重量は公称430gよりも重たい465g。
リムハイトが35mmなので、計算上の慣性モーメントはFulcrumのレーシングZEROと同じくらいです。
重量も
前輪

620g
後輪

828g
なので前後で1448g。
カーボンホイールとしてはそれほど軽量なわけではありません。
なのに、何故これを???
と思うかもしれませんが、「カーボンリム」「チューブレスタイヤ対応」「安い」という基準では優秀です(多分)。
タイヤはチューブレスにしています。

IRC Formula PRO Tubeless light (28C)

重量は公称300gと特に軽量ではありませんが、実測301gと(詐欺をしていないという意味で)優秀です。
実は、今日はこのタイヤ&ホイールのシェイクダウンだったのです^^
チューブレスタイヤの売りは乗り心地の良さと転がり抵抗の低さですが、このホイールはレース用で考えていたので個人的に乗り心地は期待しておらず、空気圧は上限の7barまで上げてみました。
ちなみにシーラントは入れていません。
シーラント無しでも数日は乗れるくらいの空気圧が保たれていました。
結果はかなりいい感じ。
転がり抵抗がとても小さくて、ラテックスチューブを使っているかの如くサーッと滑るように走ります。
ラテックスチューブのような転がり抵抗の小ささが欲しいならラテックスチューブを使えばいいじゃない?と思うかもしれませんが、多くのカーボンリムでは熱問題もあってラテックスチューブの使用が推奨されていないんですよね。
自己責任でカーボンクリンチャーでラテックスチューブを使っている方も一部にはいらっしゃるのですが、チキンな私はチューブレスにしました^^
平地ではそれほど感じなかったですが、特に上り坂では勝手にホイールが進んでいるんじゃないかと錯覚するほどです。
気が付いたら、北摂随一の難所と言われる上福井~天狗岩を登っていました。

いい感じです。
このコースの下りはブラインドコーナーがある上に対向車がはみ出してくることがあるので慎重に下る必要があり、かなり積極的にブレーキをかけましたが特に熱で破損する事も無くて一安心。
ドライコンディションであればブレーキングも問題なし。
この分なら、日常的に使うのも大丈夫そうです。(パンクした時にチューブレスタイヤを外すのが大変なので、日常使いするつもりはありませんが…)
ということで、
TNI ROAD35(TL)は日常使い用のカーボンホイールとしてもオススメできます。
手組となるとちょっと…という方は、
同じリムを使った完組ホイールもありますのでこちらもどうぞ^^
ということで、ホリデーサイクリングと見せかけてのホイールレビューでした!
今週末の伊吹山ヒルクライムではこのホイールを使ってきます。

多くのヒルクライマーが敬遠するであろう28Cの重量級タイヤでどれだけのリザルトが残せるのか、乞うご期待!
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