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高すぎませんか? タイヤの空気圧

 こんにちは、ダイワサイクルの金子です。

今日は、タイヤの空気圧の話をしたいと思います!

皆さんは、タイヤの空気圧をいつもどのくらいにしていますか?
もしかしたら、あまりこだわっていないという人もいらっしゃるかもしれませんが、空気圧によってだいぶ走りが変わりますよ。


 皆さんが普段使っているタイヤをよく見ると、側面にこんな表示があるのではないかと思います。

市販のタイヤ

見えますかね…?
6.0-9.0barと書いてあります。
多くのクリンチャータイヤで大体このくらいの空気圧が適正だと記載されています。

私が愛用しているContinental Grand Prix 4000sIIにも空気圧の記載がありまして、

金子タイヤ

最大8.5bar、120psiと記載があります。

 で、これを見ると最大値まで入れたくなるのが男の子。
だって、タイヤがカチカチの方が路面との抵抗が小さくなってより速く走れそうですもんね。

事実、タイヤの空気圧を上げると路面抵抗が下がる事が実験データでも示されています。
(※海外のサイトにリンクします。どこにデータがあるのか、探してください。笑)

 ただ、私はよっぽど体重がある方(大体90㎏以上くらい?)を除いてタイヤの空気圧を最大値まで入れることはオススメしません。
理由は1.グリップ力が下がる 2.荒れた路面で跳ねるようになるという2つのデメリットがあるからです。

<グリップ力>
グリップ力が下がる、というのは感覚でわかっていただけるかと思うのですが、カチカチのタイヤだと路面に喰いつかずに滑りやすくなってしまうというのはイメージしやすいと思います。

自分の感覚になりますが、タイヤの空気圧が低い方がコーナリングの時の安定感が増して、結果的にコーナリングが速くなるように思います。
それに、何よりも安全です。笑

 
<荒れた路面での走行>
凸凹な路面を走る時、空気圧が高くカチカチで変形しにくいタイヤだと跳ねるようになります。
微小な、それこそ一瞬跳るだけなのですが、この跳ねて路面と接していない時は漕いだ力が路面に伝わらずに空転する事になります。

荒れ道①

それに対して、空気圧が低い場合はタイヤが変形することで跳ねにくくなるので、自分が漕いだ力を余すことなく地面に伝えて推進力にすることが出来ます。

荒れ道②

 もちろん、空気圧を低くすればいいというものではありません。低すぎるとリム打ちパンクもしやすくなりますし、もちろん転がり抵抗も大きくなりますので、適正な空気圧の範囲があります。

そして、タイヤの変形しやすさというのはタイヤの種類や太さ、上に乗っているものの重さ(=自転車+自分の体重)によって変わります。
ですので、お使いのタイヤを色々な空気圧にして走ってみて、どんな感触があるのかを確かめてみていただければな~と思います。


 参考までに、体重58㎏の金子は普段、Continental のGrand PRIX 4000 sIIを前6.5bar、後6.8barで乗っています。

ちなみに、メーカーの指定空気圧は6.5-8.3barなので、ほぼ下限ですね。

IMG_20170720_161641-768x1024.jpg


黄色くなっているのは23Cですが、金子が使っているのは25Cなので下限値が6.5barです。
わかりにくくてすいません。汗

路面がウェットの時はグリップ力を上げたいので更に空気圧を下げてますが、それでも十分走ってくれています。

 タイヤの空気圧を上限いっぱいで乗っていらっしゃる方は、是非一度勇気を出して空気圧を下げてみるのがオススメです。
意外と、そっちの方がいいかもしれませんよ!?

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