こんにちは、ダイワサイクルの金子です。
先日、とあるパーツを交換しました。
変更前

変更後

さぁ、どこが変わったでしょう!?
(ホイール&タイヤ、ライトの有無じゃありません)
…はい、しゅーりょー!!
わかった方、いらっしゃいます??
変えたのはココ。

チェーンリングです。
いや、変わってないじゃーん!
と思うかもしれませんが、元々52-38Tだったものが

52-36Tに変わっています。
いわゆる、ミッドコンパクトというやつですね。
元々、クランクは53-39Tというノーマルクランクと50-34Tというコンパクトクランクが一般的だったんですが、最近このような52-36Tのようなミッドコンパクトクランクが徐々に増えてきました。
何故、ミッドコンパクトが良いのかというと、ノーマルクランクとコンパクトクランクのいいとこどりをしているという事なんですね。
52Tと53Tで同じ11Tのスプロケットを付けた場合、90rpmで53.5㎞/hと54.6㎞/hで1.1㎞/h差。
36Tと34Tで同じ28Tのスプロケットを付けた場合、90rpmで14.6㎞/hと13.7km/hで1.1km/h差。
R8000アルテグラにある11-30Tスプロケットを付ければ53Tのスピードと34Tの登坂能力の両方を得られる、魅惑のクランクなのです。
52-38Tから52-36Tに変えるにあたって、インナーリングだけ変えればよいのかと思えば、さにあらじ。
同じ52Tのアウターリングでも38T用と36T用で異なっています。
同じ歯数なんだから、大丈夫だろう…という気持ちもありつつ、ビビリの私は結局アウターリングごと交換。
で、比べてみると…

あぁ、やっぱりちゃうわ。
チェーンを持ち上げるための変速ポイントの位置が変わっています。
こんなん、共通化できそうな気もするんですが… ということで、交換しました。
気になる変速性能は52-38Tと比べて2T分落差が大きくなるので、ちょっと悪くなったような気がしますが、特に問題はありません。
ただ、アウター→インナーに変える時、大きくギヤ比が変わってしまうのでリアを3段階くらいシフトアップしないといけなくなるのがちょっと面倒くさいです。
それでも、25Tのスプロケットでも15%くらいの激坂を楽に?登れたので効果は大きいですね。
なかなか、ギアって変える事が無い部分だと思うのですが、この部分を適切なものにすればホイールやフレーム変えるよりも大きな変化が得られます。
地味な部分ではありますが、是非一度、見直してみてはいかがですか??
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