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DAIWA ホリデーサイクリング BLOG

毎週日曜日に開催しているDAIWA ホリデーサイクリングの情報を発信します。
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レースは安全に!

 こんにちは、ダイワサイクルの金子です。

 先週の日曜日は守口店をスタートしてのホリデーサイクリングだったのですが、私はそれには参加せず、京都府は精華町で行われていたけいはんなサイクルレースに行っておりました。
行っていた、というだけで走ってはいません。
出場する友人の応援です^^

 というのも、子連れだったので走れなかったのです。
170901_0.jpg

去年の写真

子どもはレースだという事はまだわからないと思うのですが、自転車を見て興奮気味。
ちなみに、この写真は去年のものです^^
今年は車道に飛び出さないか抱っこしていたのでほとんど写真は撮れませんでした。汗

 レースは朝練仲間が優勝したり、一歩入賞を逃したりの悲喜交々。
最上級クラスのC1は特に迫力があって、見るだけでもとても楽しめました^^


ちなみに、けいはんなサイクルレースはこんなコースで行われます。

keihannaコース

 このコース、コーナーで吹っ飛ぶ人が居るので危険なのはそうなんですが、意外と危険なのがストレート区間なんです。

何故かというと…
ちょっと図解してみます。

170905_1.png

コーナー手前で減速し、コーナーを抜けてから加速するという形になります。
ただ、コーナリングテクニックに差があり、前走者との間隔が空きがちになります。

170905_2.png

後続は追いつこうと頑張る一方で、先頭はペースが緩み始めます

170905_3.png

集団の先頭交代が上手くいかないと、集団のペースが更に緩みます

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集団と後続の速度差があるので、頑張って追いついた人たちがブレーキを掛けたり、左右に広がったりして速度差を緩和するようになります。

170905_5.png

斜行する人に引っかかって落車したり、ブレーキをかけた人に追突して落車する人が発生します。場合によっては、落車した人にぶつかって落車の連鎖が起こる事もあります。

 という具合に、まっすぐな道だと先頭がお見合いすることで速度差が出来てしまうと落車が誘発される傾向にあります。
こういう落車は集団の後ろで起こりやすいので、レースの時には「集団の前の方にいないと危ない」と言われるんですね。



 今回のレースでも、カテゴリーによってはコントロールするチームや人が居なくてストレートでペースが緩んで落車が多発するケースがあったようです。

正直な話、全員がお見合いをするような展開になった場合は、自ら先頭に立ってレースを作るか、アタックして逃げるか。
その力が無いのであれば素直にレースを降りるかした方が賢明です。

レースでは隣の人と肩やハンドルがぶつかる事もありますし、それに対応できるスキルを身に付けておく必要がありますが、それでもどうしても落車のリスクを無くすことはできません。

レースに出ている多くの方は別に本業があるでしょうし、落車してケガをしたらその本業に穴を空けてしまう事になります。
ですから、落車のリスクが高いと思ったら素直に勇気を持ってレースを降りるということも選択肢の一つです!

日頃積み重ねてきた成果を出したいレースでしょうが、レースで「危険を感じる位置」にしか居られない時点でリザルトは期待できないという可能性が高いですから・・・。苦笑


 で、何を言いたいのかというと、「レースはスキル、脚力を十分に備えた上で、安全に楽しみましょう」という事です。
何か一つでも欠けているのなら、レースには出るべきではありません。
私はそのくらいの覚悟が必要なものだと思っています。
レースのエントリーの時には、適切なカテゴリーを選ぶということも重要です^^

ホリデーサイクリングでももっと走行スキルをレクチャーできるようにしていきたいな~なんて思っていたりしています。
レース志向じゃない人でも、やっぱりちゃんとしたスキルを持っておく事って大事ですからね^^
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