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真夏のサイクリング対策 ~熱中症編~

 こんにちは、ダイワサイクルの金子です。

暑いですね。。。
もう梅雨明けしたのではないかというくらいの蒸し暑さですね。汗

写真などで見ると空が高くて、大変気持ちいい天気ではありますが、こういう時期のサイクリングで恐ろしいのが熱中症。

熱中症というのは、暑い環境で発生する傷害の総称だそうで、

・熱失神:血圧が低下し、脳血流が減少して起こるもので、めまい、失神など。
・熱疲労:脱水による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気など。
・熱射病:体温の上昇によって中枢機能に異常をきたして、意識障害が起こる
・熱痙攣:汗をかいても水分だけしか補給しなかったため、血液中の塩分濃度が低下して筋肉に痛みを伴った痙攣が起こる

 という、主に4つの病型があります。

 サイクリングしたい!でも熱中症は怖い…ということで、どうしたらいいのかというガイドラインを日本体育協会というところが出しています。

それによると、

1.気温24℃以上では熱中症による死亡事故が発生する可能性がありますので、積極的に水分を摂取する事が必要

2.気温31℃以上の場合は激しい運動は中止した方が良い

 とされています。

激しい運動、というとどんな運動なのかと線引きが難しいところですが、「キツい」「辛い」と思うような運動は激しい運動だと思っておいても良いのではないかと思います。

さて、本日の大阪の天気(Yahoo!天気より)ですが、最高気温はもう31℃を超えています。

170711osaka天気①

時間別の気温を見ても、早朝でも25℃を超えていて、9~12時には30℃を超えるようになります。

 ですので、早朝でも熱中症になる可能性がありますし、お昼頃なんてのはもっての外!

それでもサイクリングをするという場合は強度を落とすか、強度を維持するような場合は30分おきに休憩を取るくらいの工夫をすることが必要です。

暑いところで無理に強度の高い練習をしても効果は低いですし、疲れが溜まって却って弱くなる事がありますので気を付けましょう。



 水分補給の目安ですが、サイクリングの場合は1時間で500~1000mlの水分を補給しておくことが良いと言われています。
大体、補給用のボトル1~2本分ってところですね。

それも、一気に飲むのはNGです。
水が体に吸収される速度は200~700ml/時間と言われていますので、こまめにちょこちょこと水を飲んでおかないと体に必要な水分量を保つことが出来ません。
イメージとしては5分に一回は一、二口ずつ飲むようにするのが良いかと思います。

 そして、水の温度も大切です。
出来れば5~15℃くらいに冷えたものを飲むと良いです。

そのための工夫としては、

1. サイクリング用のボトルを使用する
  走っている最中でも飲めるような、サイクリング用のボトルがありますのでそれを自転車に付けると良いです。

  IMG_20170711_133546-1024x768.jpg

  殆どの自転車では2本分のボトルケージを付けることが出来ます。

また、断熱素材が入っていて冷たさを保持できるボトルが販売されているので、夏にはオススメです!

 ボトル

2.冷えた飲み物を使用する

   水道水ではなく、自動販売機、コンビニなどで冷たい飲み物を補給しましょう。

3.氷を入れる
   
   スタート前であればボトル全体を凍らせて持って行ったり、コンビニでは氷を売っていますので、それをボトルに入れて保冷するというやり方もオススメです。



 また、水だけではなく、塩分が入っているものを飲むというのも重要です。
スポーツドリンクなどももちろん有効ですよ!

 後は、熱中症を避けるためにはなるべく涼しいルートを選ぶというのも大切です。
何も日光を遮るものの無い、河川敷沿いのサイクリングロードよりも、木陰ができる山道を選ぶというのも手ですよ。

 ということで、これからしばらくの時期は熱中症に十分に気を付けて、楽しくサイクリングを楽しんでくださいね!

今回の記事は、熱中症予防の8ヵ条を参考に、一部改変して作成しました。

もっと熱中症について詳しく知りたい方は、是非ご一読くださいね。

ダイワサイクル 金子
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